甲州羽毛ふとん® コラム

羽毛ふとんに寿命はある?買い替えのサインや長持ちさせる秘訣は?③

羽毛ふとんの寿命を延ばす使い方

羽毛ふとんは高価な商品ですので、一度購入したらできるだけ長く愛用したいと考えている方も多いと思います。羽毛ふとんをより長く使い続けるためにはしっかりとメンテナンスを行うことが大切です。ここでは、寿命を延ばすための日々のメンテナンス方法をご紹介します。

■布団カバーをつけて使う

羽毛布団用のカバーを使用すると、羽毛布団の側生地が汚れるのを防ぐことができるため、羽毛布団をより長く使うために重要です。カバーを購入する際は、通気性に優れた、抗菌や消臭効果があるものなどを選ぶと、側生地にかかる負担を抑えることができます。羽毛布団カバーは機能だけでなくデザインや素材も豊富にあるので、寝室の雰囲気にあったデザインや肌触りなど、好みのものを選び、インテリアとしても楽しむことができます。

■定期的に干すようにする

定期的に天日干しをすることも、羽毛ふとんの寿命を延ばすための大切なメンテナンス方法の一つです。羽毛ふとんは、汗や室内の湿気などをたくさん吸い込むため、お手入れをせずにそのまま放置していると、ダニや雑菌が繁殖して布団の劣化につながります。そのため月に1~2回、1~2時間程度の定期的な天日干しが必要です。布団を干すときは、がわ生地の痛みや汚れを防ぐためカバーをかけるようにしましょう。

■湿気がこもらないよう工夫する

普段から湿気がこもらないように工夫することもメンテナンスになります。湿気は羽毛ふとんの劣化を早める原因の一つなので、汗をかいた羽毛ふとんはすぐに収納せずに熱を逃がしてからしまうなど、工夫して湿気がこもらないようにしましょう。
長期間保管する場合、通気性にすぐれた保管ケースに入れ、しっかりと乾燥させて防虫剤をいれるなどして湿気の少ない場所で収納してください。

■適度なペースでクリーニングに出す

羽毛ふとんの詰め物のダウンは家でご家庭で手入れをすることが難しいデリケートな素材です。そのため羽毛ふとんは、専門のクリーニング店に出すことをおすすめします。ただし、クリーニングに出し過ぎると生地が傷む原因にもなるので、適度な回数を守ることが大切です。その他にも洗濯表示次第では、クリーニングで洗えないものもありますので注意が必要です。大切な羽毛ふとんを長く使うためにも、経験や方法を熟知している専門家にご相談ください。

■季節で分けて使う 

羽毛ふとんを季節で使い分けることも一つのメンテナンス方法です。羽毛ふとんは主に本掛け、肌掛け、合掛けの3つの種類があります。体がもっとも冷えやすい冬の時期は、本掛けを使用し、冬以外の季節は、肌掛けや、肌掛けよりも厚めの合掛け布団を使用するなど季節によって使い分けます。使わない時期は天日干しをして保管しておきます。こうすることで気温や湿度の変化ででる汗によるダメージをなるべく抑え長く使用することができます。

■リフォーム(打ち直し)をしながら使う 

羽毛ふとんのリフォームも長く使用するためのメンテナンス方法です。
リフォーム専用工場で羽毛を個別洗浄、乾燥、必要に応じて新しい羽毛を補充し、新しいがわ生地に交換するため、リフォーム後は新品同様に生まれ変わります。
羽毛リフォームは選ぶコースによって価格が違いますので内容を確認して選ぶようにしてください。

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滝口彰彦

1967年山梨県生まれ。 中学生の時に父親に連れられ、ドイツの展示会で初めて羽毛布団に出会う。 羽毛布団の素晴らしさに魅せられ、寝具小売業へ就職ののち、製造に携わりたい思いで工場へ転職し、日本中の問屋へ羽毛布団の卸売りを手掛ける。 その後、タキ・リビングを立ち上げ、「甲州羽毛ふとん」ブランドを展開。現在に至る。

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